相続人を徹底追及！？もしも相続人の現住所がわからない場合の調べ方

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あれ？携帯がみつからない。。。

おはようございます。
愛知県の行政書士　森智英です。

家の中で携帯の在りかがわからなければ、鳴らしてみると着信音で判明するケースが多いです。
でも、そんな風にはすぐにみつからない物も多いですよね。

例えば、疎遠になってしまった親族や知らされていなかった義兄弟の居場所などです。（ちょっと無理やりな感じですが）

相続の手続きを行う際には、各相続人の居場所がわからなければ大変困ります。

そこで今回は、「相続人の現住所がわからない場合の調べ方」の具体的な方法をお伝えしたいと思います。

実際に困っておられる方に役立つ情報を目指してますので、要点をおさえてまとめてみました。

関心のある方は、どうぞ読みすすめてみてください。

相続人は全員そろっていますか

相続手続きにおいては、相続人全員の意思確認が必要になります。
・故人（被相続人）の預貯金を払い出す際
・故人（被相続人）の不動産を名義変更（相続登記）する際

これらの手続きにおいて必要です。

故人（被相続人）の残した財産（相続財産）を引き継ぐ権利は、相続人全員にあるからです。

相続人を見つけます

故人（被相続人）の死亡から出生までの戸籍謄本を収集します。
その戸籍謄本を読み解いて相続人となる対象者を見つけていきます。

時には、見ず知らずの相続人の存在が明らかになるケースが発生します。

そうなるとやっかいです。

相続人全員がそろわないと先述した手続きができないわけなので、探し出さなければなりません。

その方法は、以下のとおりとなります。

本籍地を割り出します

見ず知らずの相続人であっても、戸籍をたどっていけば「本籍地」までは解ります。

現在、どこに本籍地をおいているのか記載はありますが、現住所まではわかりません。
本籍地と住所が同一であれば、それで完了ですが、違った場合には次に進みます。

戸籍の附票を確認する

戸籍と一緒に本籍地の役所では、「戸籍の附票」という書類が保管されています。

こちらには対象者の住所の移り変わりが記録されています。

ですから、こちらを確認すれば現住所が判明するというわけです。

ただし、戸籍の附票には常に現住所が記載されている訳ではありません。
引越をしても住民票を移動していなければ、戸籍の附票には記録されないからです。

ちなみに戸籍の附票には、対象者の住民票が移動するたびに、転入先の役所から本籍地の役所に住所が変更された旨の通知がなされ、その都度追記されていきます。

戸籍の収集から、その読み取りなどは慣れていないとかなり煩わしい作業となります。

どこまでが、相続人の範囲になるのか？など、お困りの際は、専門家にご相談されることをおすすめします。

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