行政書士が実践する効率的な仕事のすすめ方（産廃業許可の場合）

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走行メーターは１７万Ｋｍを超えました。

おはようございます。
愛知県の行政書士　森智英です。

愛知県のほぼ真ん中に位置する岡崎市の事務所からは、岐阜・三重・静岡くらいまでは県外であっても、相棒のティアナで向かうことも度々です。

長距離運転は苦になりませんが、時間をかなり拘束されるので遠方での仕事はいつもより効率よく進めるよう心掛けております。

そこで、今回は実際に行っている仕事のすすめ方をご紹介してみようかと思います。

何か参考になる部分があれば、一部でも取り入れてみてはいかがでしょうか。

県外のお客様からご依頼いただくものは

行政書士といえば、地域密着で行う業務が大半です。
しかし、愛知県以外のお客様からのご依頼もよくいただきます。

その多くは、産廃業許可の申請業務です。
正式には、産業廃棄物収集運搬業・処分業のいずれかになります。

産廃業は事業を行う地域毎に申請が必要になるため、愛知県内へ事業拡大を計画されている企業様から声を掛けていただけます。

また、処分業の申請は難解なため、取り扱う事務所が少ないのも選んでいただける理由かもしれません。

というわけで、産廃業許可申請を例にあげて仕事のすすめ方をご紹介したいと思います。

産廃業許可申請までの流れ

関心の薄い方も多いと思いますので、ここはサラッと書きます。

１．許可を取得できる要件がそろっているか確認
２．各種証明書の取得
３．申請書・添付書類の作成
４．行政の窓口へ申請書・添付書類を提出
５．受理

その後は申請に基づき、審査や現地調査が行われます。
許可が下りるまでは、受理から約２ヶ月、処分業の 場合は約６ヶ月かかります。

以上を踏まえ、

効率よく仕事をすすめるためのポイントは５つ

１．仕事の全体像が見えている

仕事の流れをイメージした上で、ゴール（許可取得）までの期限を逆算し、各ステップに進むためのタイムスケジュールを決めます。大枠で構いません。

２．状況をしっかり把握する

最初のステップ（要件が揃っているか確認する）で、ヒアリングを徹底する。
ここでしっかりと聞き取りが出来ていないと、次からの準備に狂いが生じるので重要です。

３．問題点を把握し、事前準備を済ませておく

例えば、要件にある「経理的基礎」の基準を満たしていないなどの問題です。
どのような問題があり、それに対してどのような対策を講ずるのかを整理する。

お客様に用意していただくものを事前にお伝えし、無駄に行き来する手間を省きます。

４．優先順位を付ける

各種証明書や登記簿謄本などの入手は、いくつか役所を周らなければなりません。
事前に効率よく周れるように考えておきます。

また、把握している問題に対しては、全体のタイムスケジュールを常に意識して
解決までに時間を要するものから取りかかるようにします。

５．作業に集中し、時には休憩を挟む

申請書や添付書類を作成するときは、集中して行います。
そのためには、ひと段落を付けては小休憩を挟むようにします。

目安としては、３０分作業したら５分の休憩を、３～４セット。
それ以上作業を続ける場合は、一度３０分位の休憩も入れるようにしています。

時間に余裕があれば、散歩に出かけたり、別件で他の場所に行くなどして気分転換を図っています。
集中したいときには効果があります。

以上のような感じです。

いかがでしたでしょうか？
業種を問わず、仕事のすすめ方には共通する部分がありますね。

何か一つでも参考になれば嬉しく思います。

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